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『All About Tea』翻訳プロジェクト

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以下の概要をお読み頂き、翻訳に参加してみたいと思った方は、fteaまでご連絡下さい。折り返し、入室のためのパスワードをお送りいたします。

「ALL ABOUT TEA」をご存じですか?1935年にアメリカはニューヨークのTEA&COFFEE JOURNAL社から出版された「オール・アバウト・ティ」( ALL ABOUT TEA ) と題された書物です。この書物は、TEA&COFFEE JOURNAL社の主幹、ウイリアム・H・ユーカースによって書かれた、上下2巻約1000頁にもおよぶ大部の書です。内容は6編52章に分かれています。

第1巻 3編27章
      1編:茶の歴史
      2編:栽培と製茶の技術
      3編:茶の化学

第2巻 3編25章
      4編:商業上のお茶
      5編:茶と社会
      6編:茶の文化と芸術

その対象とされた国は、中国、台湾、日本を始め、インド、セイロン、アメリカ、イギリス、ヨーロッパの国々からジャワ、スマトラに至るまで、まさに茶の百科全書とも言うべきものです。

この本が書かれた1935年というのは、日本では昭和10年、おとなりの中国では民国の24年にあたります。ちなみに日本では志村喬博士によって、チャの染色体の数が(n=15)であることが発表された年であり、中国では呉覚農先生の論文、『中国茶業復興計画』によって「中国茶業改良委員会」が発足した年でもあります。

昭和14年、日独伊三国同盟が結ばれ、翌15年には太平洋戦争の開戦となります。従ってこの本は、大正時代から昭和の始め、まだ世界が大戦の痛手を被る以前の世界の茶業を記述した貴重な記録でもあります。

さて、中国では14年後の1949年に、前述の呉覚農先生によって、全訳『茶葉全書』が出版されています。日本でも、過去に少なからぬ人々が翻訳に取り組んだようですが、完訳本は未だに出版されておりません。

理由は幾つか考えられます。一つには本書の性格があります。それは、一般書としては内容がかなりハードであるのに、専門書とするには資料がすでに古く、いささか頼りがないこと。翻訳をするには、あまりにもその内容が多岐に渡り、それぞれの分野にかなりの専門知識を必要とし、しかも膨大である為、とても個人の手におえないこと、などが上げられると思います。

お茶に関して網羅的に全ての国の全ての事柄を扱った、これだけの書物は過去になく、これからも出版されることは、おそらくないでしょう。まさに、ALL ABOUT TEA (茶の凡て)なのです。

原書はすでに絶版となっており、1995年、アメリカのハイペリオン・プレス社から復刻再版されましたが、予約限定出版の為にすでに手に入りません。

fteaでは、この本を入手に成功し、前身の@nifty茶の文化フォーラム時代より作業を続けてきました。この成果を引き継ぎ、もっと多くの方に読んでいただきたいと思い、インターネットによる原文の公開、ならびに訳本の出版を企画しております。

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